クレジットカードの審査にローン利用履歴は影響するか検証
利用履歴にはどんなことが記載されているの?
クレジットカード会社は、カードの申し込み情報をもとに、信用情報機関を通じて個人情報を照会し、過去のカードの利用履歴に問題がなかったか、新たにカード発行をおこなってもOKかを審査、確認します。過去におけるカードの利用で、しっかりと支払いをしていれば信用できると見なされ、カードが発行されやすくなります。
過去のカード利用において、記録されている情報とは、
■氏名、生年月日、住所電話番号、勤務先。
■契約日、契約の種類、限度額。
■支払い回数、支払い状況、利用残高。
■申込履歴、事故情報。
などの項目です。利用状況や事故情報はもちろん、氏名や生年月日、住所・電話番号などの基本的な情報も正確に記入しなければ、照会した情報と相違しているということで審査に落ちてしまいます。
また、過去6カ月以内にカード申し込みが重なった場合や少しでも支払いに延滞がある場合などは、審査のマイナスポイントになります。
利用履歴をチェックする際に重視されるポイント
融資をおこなうかどうかを決める際にクレジット会社やローン会社が特に重視するポイントは、「申し込み履歴・支払い状況・利用残高・事故情報」などです。
■過去に返済が3カ月以上滞ったことはないか?
■短期間に何件も申し込みをしていないか?
■期日までに遅れることなく返済がおこなわれているか?
■カード利用残高が返済能力の範囲内か?
適正な融資と返済が進むよう、カード会社は個人信用情報センターに照会してクレジットカードの状況を調査します。過去のローン・キャッシングの延滞・現在のローン状況(クレジットカードの保有枚数など)について、問題がないと判断されれば、その分カード会社の審査は有利になります。
ローンの履歴はどのくらいの期間残るのか?
クレジットカードの発行・利用・返済・事故情報(支払い遅延)の情報は、カードを利用した日から約5年間記録されます。クレジットの申し込みをしたという情報は、約6ヵ月間の記録で済みますが、利用状況については長期間データとして残ります。
過去の利用状況というのは、カード発行において、人間性がわかるような裏付けとなるので審査の上でとても貴重であり、重視されるポイントになります。
自分の利用履歴を確認する方法
個人の信用情報は、各情報機関に問い合わせて直接情報を見に行くか、郵送で確認する方法があります。
今までにカードの申し込みを何度もしていたり、既に数枚のカードを持っていると、新たなカード発行の審査に通りにくいのはいうまでもありません。ですが、それでもどうしても欲しいカードが出てきたときに有効な手段は、自分の利用履歴を確認するという方法です。
今までのカードの利用状況を振り返ることで、不利な過去がないか確認したり、カード枚数が多い時に解約して整理したり、新たなカードの申し込みに最適な時期を判断したり、審査に落ちた理由を探す材料になります。

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